Pre-choice usable artifact execution
Purpose & Output Contractの最小の実成果物をmain contextで作成する。effect別のparse/open・secret・irreversible・corrupt guardだけを実行し、現物path・digest・開き方を提示してからaccept-as-is/light/standard/detailedを記録する。accept-as-isはその場でhandoff完了とし、後続sectionを実行しない。
Post-choice selected improvement execution
以下の既存workflow・goal-seek・評価・修正sectionはlight/standard/detailedが記録されてsemantic_evaluator_startedへ遷移した場合だけ実行する。release/exhaustiveは別の明示eventを必要とする。
run-handout-extract
Purpose & Output Contract
入力は既存の単一 HTML 1 ファイルだけである (読み取り専用。元 HTML は書き換えない)。
出力は構成データ JSON と逆抽出レポートに閉じる。
- 構成データ JSON —
--out で指定したパス。書式と正規化の正本は C12 の
validate-handout-config.py とスキーマであり、本 skill が独自の書式を作らない。
- 逆抽出レポート —
--report で指定したパスの JSON と、それを利用者向けに整形した提示。
次の要素を必ず含む。
- 復元した部品一覧 (各部品の fidelity が exact か heuristic か、heuristic なら根拠)
- 復元不能箇所と採った補完 (キーパス / 理由 / 補完方針)
- round-trip 差分 (
E-ROUNDTRIP-DIFF の JSON Pointer と expected / actual)
資料内容の書き換え・改善提案はしない。読み手に向けて文章を書き直すことも、部品構成を
「こうした方がよい」と提案することも本 skill の範囲外である。資料の生成は C07
(/handout-build) の責務であり、本 skill は構成データを出すところで止まる。
ゴール (Goal)
既存の単一 HTML から構成データ JSON が復元され、その構成データを再レンダリングした HTML が
元 HTML と構成データ等価であることが round-trip テストで確認された状態。
目的・背景 (Why)
手書きで作られた過去の資料を資産化するには、HTML から構成データへ戻す経路が要る。
戻せて初めてテンプレートとして反復配布できる。
完了チェックリスト
逆抽出の入出力契約
R1-scan — 走査は C20 の単独責務
extract-handout-config.py --html <入力 HTML> --out <構成データ> --report <レポート> を
Bash で起動する。HTML の走査と部品同定は C20 が唯一の逆写像実装であり、本 skill は
自前で HTML を parse しない。タグを読んで意味を当てにいく処理を skill 側に持った時点で、
逆写像の実装が 2 つになり、どちらが正かを誰も判定できなくなる。
C20 の stderr は診断コードで始まる行の集まりであり、そのまま R2 の作業台にする。
E-EXTRACT-UNRECOVERABLE <キーパス> <理由> — 復元できなかった箇所。R2 の入力そのもの。
W-EXTRACT-HEURISTIC <キーパス> <採用した推定と根拠> — マーカー無しでクラス名から
同定した部品。復元結果には含まれるが fidelity は heuristic である。
W-EXTRACT-OPTIONAL <キーパス> <理由> — 任意フィールドの欠落。
W-EXTRACT-CATALOG-DRIFT <キーパス> <内容> — C20 が起動時に行う自己整合検査
(部品カタログと照合表の突き合わせ) の報告であり、対象 HTML の性質とは無関係に出る。
逆抽出の失敗ではないので、レポート整形でこれを不合格の根拠にしない。
一般に W- で始まる行は fail 扱いしない。fail の判定は exit code と E- 行で行う。
exit code の読み方は次のとおりで、これを取り違えると成果物を取りこぼす。
- exit 0 — 復元が必須フィールドの欠落なく通った。
- exit 1 — 必須フィールドの欠落あり。
--report は書かれ、E-EXTRACT-UNRECOVERABLE
由来の欠落であれば --out も穴を null にしたまま書かれる。どちらも R2 の素材として読む。
- exit 2 — 起動の失敗 (入力不在、
--html と --out が同一実体など)。--out も --report も
書かれないため、素材が無い。引数を直して起動し直す。
--compare を付けた起動は round-trip 不一致のときに --out を書かない。R2 の作業台として
--out を使う起動と、比較のための --compare つき起動を、同じ 1 回の起動に兼ねさせない。
両方が要るときは別々に起動する。
R2-complete — 推測しない補完
復元不能箇所は黙って欠落させない。キーパスごとに キーパス / 理由 / 補完方針 の 3 点セットを
レポートへ記録する。補完方針は 推測値の充填 / 空のまま残置 / 利用者への確認 のいずれかを
明示的に選ぶ。選ばずに済ませることも、記録せずに埋めることもしない。
lead_line / judgment_axis / section goal / reader / prior_knowledge_level /
essential_problem / doc_type は、対応する data-hb-* マーカーが無い限り推測しない
(C20 の never_guessed 規則)。これらは HTML の見た目から一意に逆算できない意味情報であり、
位置や見出しからそれらしい値を当てにいくと、誤った意図が正しいものとして以後の資料へ固定化される。
マーカーが無い箇所は null のまま残し、補完方針を 利用者への確認 として人の判断へ返す。
推測で埋めた値と HTML から実際に読み取った値は、レポートの fidelity (exact / heuristic) で
必ず区別する。heuristic の根拠は W-EXTRACT-HEURISTIC の行をそのまま添える。区別を落とすと、
利用者はどこを見直せばよいか判断できなくなる。
確定した構成データは validate-handout-config.py にかける。FAIL のときは欠落キーパスを
そのまま提示し、検証を通すために値を捏造することはしない。穴の空いた構成データは書き出したうえで
「そのままでは生成に使えない」と明示し、空の構成データを成功として返さない。
現時点では、マーカーを備えた HTML から復元した構成データであっても C12 を通り切らない
キーパスが残っている (レンダラ側のマーカー契約に対応する印が無い意味情報と、表示書式や
既定値の扱いが検証側の要求と噛み合っていない箇所)。これは構造的な穴として別途起票済みであり、
本 skill が値を作って埋めることで隠さない。復元できなかったものは復元できなかったものとして
利用者へ返す。
R3-roundtrip — 構成データ等価で判定する
確定した構成データを render-handout.py で再レンダリングし、verify-handout-selfcontained.py
で自己完結性を確認したうえで、元 HTML との等価を判定する。目視の見比べで代替しない。
判定は正規化後の構成データ等価で行う。比較の前に両側を C12 の正規化へ通し、比較対象射影は
provenance ブロックを除いた残りとする。provenance は実行環境と catalog 版に依存するため
意味的同一性に属さない。HTML のバイト一致は課さない。バイト一致が課されるのは同一構成データ
からの再生成だけである。
不一致は E-ROUNDTRIP-DIFF として JSON Pointer と expected / actual を全件提示し、
差分ありを等価と読める要約にしない。差分の件数を減らして見せることは、逆抽出の信頼性を
測る唯一の手掛かりを捨てることに等しい。
ゴールシーク実行
ゴールシークループ
frontmatter の goal_seek.engine: inline / fork: subagent / max_loops: 5 を実行契約とする。
固定手順は使わず、未達 checklist と担当 prompts/<R-id>.md からその周回の操作を都度組み立てる。
R1-scan → R2-complete → R3-roundtrip を素直な依存順とし、各周回で IN1 を、周回の完了後に
OUT1 を評価する。
ゴールシーク配線
- 元のゴールを
eval-log/guide-doc-generator/run-handout-extract-goal-spec.json へ、各 checklist の
status と evidence を eval-log/guide-doc-generator/run-handout-extract-progress.json へ記録する。
- 未達 responsibility を担当する
prompts/<R-id>.md を読み、分離 context へ fork する。
利用者の判断が要る境界 (復元不能箇所の補完方針、--out の既存ファイル上書き) だけ
AskUserQuestion を使う。
- inner ループ: R2 の確定結果を
validate-handout-config.py にかける。FAIL なら欠落キーパスを
素材に R1 の読み落としか R2 の補完判断へ戻る。値を作って通すことはしない。
- outer ループ: R3 の round-trip 判定。等価でなければ差分の JSON Pointer から R1 / R2 の
どちらの取りこぼしかを切り分けて戻る。
- 各周回末に
eval-log/guide-doc-generator/run-handout-extract-intermediate.jsonl へ
original_goal、original_goal_hash、current_goal_snapshot、delta_from_original、
merged_directive_for_next、drift_signal を append-only で記録する。次周回は直前の
merged_directive_for_next を必須入力にする。
- 上限周回で未達が残れば完了扱いにせず、progress と blocker を親へ handoff する。
ゴールシーク検証
各周回後に次を実行し、中間成果物の欠落と goal drift と hash 不一致を fail-closed にする。
python3 - "eval-log/guide-doc-generator/run-handout-extract-goal-spec.json" "eval-log/guide-doc-generator/run-handout-extract-intermediate.jsonl" <<'PY'
import hashlib, json, sys
goal = json.load(open(sys.argv[1], encoding='utf-8'))
rows = [json.loads(line) for line in open(sys.argv[2], encoding='utf-8') if line.strip()]
required_keys = {'original_goal','original_goal_hash','current_goal_snapshot','delta_from_original','merged_directive_for_next','drift_signal'}
expected = hashlib.sha256(goal['original_goal'].encode('utf-8')).hexdigest()
assert rows, 'intermediate.jsonl is empty'
for row in rows:
assert required_keys <= row.keys(), required_keys - row.keys()
assert row['original_goal'] == goal['original_goal']
assert row['original_goal_hash'] == expected
PY
Criteria acceptance
- IN1 (inner / script): 逆抽出した構成データを
validate-handout-config.py にかけて
通っており、通らない場合は欠落キーパスが提示され、復元不能箇所が補完方針つきで
レポートへ列挙されている。
- OUT1 (outer / test): 復元した構成データを再レンダリングした HTML が元 HTML と
構成データ等価であることを round-trip テストが確認した。等価でない場合は差分を全件
提示したうえで未達として返す。
- OUT2 (outer / live-trial): 実在の手書き HTML 1 本を与えた実起動で、元 HTML を
1 バイトも書き換えず、復元不能箇所が補完方針つきでレポートへ列挙され、資料内容の
書き換えや部品構成の改善提案を出力に含めないことを実走の痕跡で確認した。
Gotchas
W- で始まる診断行を失敗として数えない。とくに C20 の自己整合検査に由来する
W-EXTRACT-CATALOG-DRIFT は対象 HTML と無関係に出続けるため、これを根拠に
逆抽出を失敗と報告すると利用者が原因を追えなくなる。
- exit 1 で終わった起動の成果物を捨てない。
--report と (欠落由来なら) --out は残っており、
それが R2 の作業台である。exit 2 のときだけ成果物が無い。
- 復元されない範囲を「復元された」と読める形で提示しない。ナビ・ヒーロー枠・アイコン sprite・
CSS 変数・JS・footer・メモ UI は構成データから決定論生成されるものであり、復元対象ではない。
これらが復元結果に部品として現れたらレンダラ側かマーカー側の不整合である。
- 逆抽出した構成データを資料生成へ回すのは利用者の判断である。次の一手として
/handout-build --config <出力パス> を案内するに留め、本 skill が生成へ進まない。
- 出力ディレクトリ名を自前で組み立てない。日付と種別と主題からのディレクトリ名の決定は
C19 の単独責務であり、本 skill は
--out で指示されたパスへ書くだけである。
- 部品 id と用途語彙と粒度の値域を本文へ書き写さない。正本はそれぞれカタログ・用途語彙・
構成データスキーマにある。