コードベース全体のレビュー・監査。perf/sec/test/arch/cq/docs の6観点を並列委譲し、優先度付き issue ファイルと観点サマリをメモリディレクトリに生成する。コードベース全体の監査・定期レビュー・リリース前品質確認の依頼時、/codebase-review 実行時に使用。境界: PR 単位は pr-review、自ブランチの提出前確認は self-review。
plan-feature-prs
要件が確定した複数 PR 規模の機能開発(epic)を、並列調査と全体設計判断を経て PR スタックと実装セッション向け計画書に落とし込む。「実装計画を立てて」「PR 分割して」「計画書を作って」「タスク分割をして」等の依頼時、複数 PR 規模の実装着手前に使用。
計画確定後に「PR-X を実装して」と担当を指定された実装セッションでも使う。境界: 要件定義は design-feature、単一 PR で済む規模は Phase 0-5 を直接適用。
含まれるファイル(4)
- SKILL.md11.0 KB
- references/plan-template.md3.4 KB
- references/pr-brief-template.md2.9 KB
- references/task-template.md2.3 KB
SKILL.md(原文)
インストールする前に、エージェントに与えられる指示の中身を確認できます。
Plan Feature PRs
要件が確定した機能開発を「実装セッションが詳細設計から始められる計画書 + 自己完結したPR別ブリーフ」に落とし込む。計画の価値は網羅ではなく、(1) 全体に係る設計判断を先に確定させること、(2) 各PRを独立して着手可能にすることにある。
既存設定との関係
- Phase 0-5(@context/workflow-rules.md): Phase 0〜2の具体化。本スキルの成果物がPhase 2の計画書に相当する
- メモリディレクトリ(@context/memory-file-formats.md): 既存構造を使用。
20_survey.md/30_plan.md/99_history.mdに加え31_pr_briefs.mdを追加する - 実装進行: 計画確定後の各実装セッションは本ファイル末尾「実装セッションでの進め方」に従う
- /design-feature: 要件自体が曖昧な場合は先にdesign-featureで要件書を作る。本スキルは要件書・デザイン・既存実装が揃った後を担当する
前提の確認(着手時)
以下が揃っているか確認し、欠けていればdesign-featureへの切替か、ユーザーへの確認を行う:
- 要件ソース(仕様書ページ・要件書・issue等)
- スコープ判定基準(「今回リリース必須」等のラベル・節構成。なければユーザーに確認)
- ベースブランチ戦略(epic branchの有無、PRの向き先)
ワークフロー
Step 1: スコープ確定
- 要件ソースを取得し、スコープ判定基準で全セクションを対象 / 対象外に分類する
- 対象外セクションでも、対象機能が書き込む共有リソース(DBカラム・共通部品)があれば対象PRに含める判断をし、計画書に理由付きで記載する
- 関連する過去メモリ・issueを検索する(/findmem)。過去に確定済みの方針・撤回された案を把握する
完了基準: 要件ソースの全セクションにin/out判定が付き、outの判断理由が99_history.mdに記録されている(@context/workflow-rules.md「実装計画書の記載範囲」: 計画書本体にはやることのみを書く)。
Step 2: 既存実装調査(並列委譲 + lead検証)
- 調査領域を機能ドメイン単位で2〜4に分割し、Explore agentを並列spawnする(model: sonnetを明示。@context/tool-claude-code.md「委譲判断」)。経路はAgent tool:
Exploreは書き込み不可で調査結果をleadに返すだけなので、委譲の既定であるherdr paneに当たらない(@context/herdr-delegation.md「経路の選択」) - 各agentへの指示に含める: 対象リポジトリとアーキテクチャ概要 / 調査項目の列挙 / 報告形式「セクションごとに要点2-4文 + ファイルパス:行番号。存在しないものは『存在しない』と明記」
- lead検証: 報告のうち設計判断が依拠する主張(「この処理は存在しない」「この前提で動いている」等)を一次情報(コード)と突き合わせてから採用する
- 統合結果を
20_survey.mdに記録する(各節に検証状況を注記)
完了基準: Step 4の各設計判断が依拠する事実すべてに ファイルパス:行番号 の裏付けがある。
Step 3: デザインファイル調査(ある場合)
- 構造から入る: まずメタデータ(セクション / フレーム一覧とnode ID)を取得し、画面インベントリを作る。全画面のスクショを最初から撮らない
- 設計判断を左右する画面だけスクショで詳細確認する: 期限・文言などの仕様値が書かれた画面 / エラー・分岐画面 / 「議論中」「WIP」等のラベルが付いたセクション(中身を見て何のセクションかを特定する。実装対象そのものであることが多い)
- 要件ソースに記載のない画面群を発見したら、スコープ判定に戻す(Step 1のin/out判断)
完了基準: 全画面がいずれかのPRに割り当てられ、未確定画面が「未確定事項」表に載っている。
Step 4: 全体設計判断の確定
複数PRにまたがる設計判断をこの時点で確定し、D1..Dnの番号付きで計画書に記載する。対象の典型: 新テーブル・新ライブラリ / 認証・トークン方式 / セッション・状態管理方式 / 共通部品の拡張方針 / 横断的なテスト・E2E方針。
- 判断ゲート: 機構拡大(新テーブル・新enum・新ライブラリ・新インフラ)の扱いはAGENTS.md「中長期最適と機構追加」に従う(既存機構で回す案を出すなら中長期最適の案と並べて提示 → ユーザー確認。事前委任があれば自律決定し、比較検討と採用理由を
99_history.mdに記録) - ライブラリ選定は候補比較(メンテ状況・依存数・型サポート)を実施してから決める
- 未確定仕様(デザイン議論中等)は「現行マスタで実装し、確定後に追随」等の暫定方針を明記してユーザーに確認する
完了基準: 実装セッションが判断に迷う横断的論点が残っていない(残る場合は「未確定事項」表に対応方針付きで載っている)。
Step 5: PR分割
- 機能単位で分割する。粒度の目安: 1PR = 1実装セッションで詳細設計〜動作検証まで完了できる規模。大きい機能は「基盤(migration + usecase + API)」と「画面フロー」に分ける
- 依存関係を確定する。スタック方式: base ← epic ← PR1(被依存) ← PR2。依存PRは被依存PRのhead branchをbaseに作成(被依存のマージでbaseが自動で切り替わるプラットフォーム挙動を利用)
- 実装順序を決める: 小さく独立したもの → 設計リスクの高いもの(早期に外部レビューへ)→ 依存チェーン
- 横断的な後続PR(E2Eまとめ等)が方針上あるなら分割図に含める
完了基準: 分割図に全PRの依存と順序が表現され、どのPRも「base・依存・担当機能」が一意に読める。
Step 6: 成果物生成
30_plan.md: references/plan-template.md をReadして使用31_pr_briefs.md: references/pr-brief-template.md をReadして使用。各PRブリーフは自己完結(そのブリーフ + 30_plan.md + 20_survey.mdだけで詳細設計に入れる)99_history.md: スコープ外判断(理由・再開条件)と自律決定(比較・採用理由)
完了基準: 31_pr_briefs.mdの任意のPRを選び、「このブリーフだけ渡されて詳細設計に入れるか(対象・参照・完了条件が揃っているか)」の自問に全PRが通る。
Step 7: 引き渡し
実装セッションへの標準の渡し方を完了報告に含める:
<メモリディレクトリ>/30_plan.md + 31_pr_briefs.md を読んで、
詳細計画の立案と実装を進めてください。担当: <PR記号>
計画確定後にユーザーから方針変更(E2E方針・スコープ変更等)があった場合は、30_plan.md / 31_pr_briefs.md / 99_history.mdの3点に反映してから返答する(実装セッションは計画書しか読まないため、会話上の合意だけでは伝わらない)。
実装セッションでの進め方
担当PRを指定されたセッションで行う。
30_plan.mdと31_pr_briefs.mdを開き、担当PRのブリーフを特定する。ブリーフの見出しを推測せず、ファイル内を検索して一致を確かめる- ブリーフを入力にPhase 0-5(@context/workflow-rules.md)を適用する。PR単位より細かい作業分割が要る場合は references/task-template.md の形式でタスクファイルを作る
- 完了したら
30_plan.mdのPR状態を更新する。実装中に計画の前提が成り立たなくなったら、自分のPRの中だけで対処せず30_plan.md / 31_pr_briefs.md / 99_history.mdに反映してから進める(他の実装セッションは計画書しか読まない)
完了基準: 担当PRの完了条件を満たし、30_plan.mdの状態が実態と一致している。
Gotchas
- デザインファイルのメタデータは巨大になり得る: ツール出力がファイル退避された場合はjq/pythonで階層とノード名だけ抽出する。全文を読まない
- 「議論中」ラベルを未確定=スコープ外と即断しない: 中身を確認すると実装対象画面の文言バリエーション議論であることが多い。「現行マスタで実装+確定後追随」の方針を採れるかで判定する
- サブエージェントの「存在しない」報告は要検証: 不在の証明はgrep漏れと区別できない。leadが別パターンで再検索してから設計判断に使う
- E2E・横断テストの扱いは計画時に決める: 決めずに始めると実装途中で「各PRに同梱 / 専用PRでまとめ / 書かない」の判断が割れる。既存E2Eが失敗するようになった分の修正は常に各PR持ち
- 対象外機能と共有するリソース: 対象外(例: 管理画面表示)が読むだけのDBカラムでも、書き込むのが対象機能ならmigrationは対象PRに含める
入出力例
- 入力: 「この機能仕様ページの『今回リリース必須』の項目を実装したい。PRは機能単位で分けて、まず計画を立てて」 → 出力: 20_survey.md(3領域の調査統合)+ 30_plan.md(設計判断D1-D8、PR-A〜Fの分割図)+ 31_pr_briefs.md(6本の自己完結ブリーフ)+ 未確定事項2件のユーザー確認
- 入力: 「epicブランチ配下にPRを積む形でタスク分割して」 → 出力: epic起点のスタック分割図 + 依存PRのbase指定を明記したブリーフ
既存設定への参照
- @context/workflow-rules.md(Phase 0-5・実装計画書の記載範囲・検証機構)
- @context/memory-file-formats.md(メモリディレクトリ構造)
- 委譲判断・委譲後の実務: @context/tool-claude-code.md
- 委譲の経路・モデル・指示書の書き方・結果の回収: @context/herdr-delegation.md
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