skill-md-review
SKILL.md を、cccskills(https://cccskills.com/evaluation)が公開スキルに付けている客観評価と同じ基準で点検する。採点の根拠は SKILL.md と、そこから参照されているファイルの中身だけにする。スター数・作者・文章の上手さは採点に入れない。
使う場面
- 自作スキルを GitHub や cccskills に公開する前の点検
- 「入れても安全か」を判断するための、他人のスキルの点検
- 採点が B や C の項目を A に上げたいとき
手順
1. 対象を集める
- 対象のフォルダか SKILL.md のパスを確かめる。指定がなければ、カレントディレクトリ以下の
SKILL.md を探して一覧を示し、どれを見るか聞く。
- SKILL.md を読む。本文から参照されているファイル(
scripts/・references/・assets/ など)があれば、それも読む。スクリプトは読むだけで実行しない。
- 参照先のファイルが存在しないときは、その事実を記録する(採点の材料にする)。
2. 形式を検査する(合否のみ)
| 検査 | 合格の条件 |
|---|
| frontmatter | 先頭が --- で始まり、YAML として読める |
name | 小文字英数字とハイフンだけ、64 文字以内、フォルダ名と一致 |
description | 空でない、1024 文字以内、「何をするか」と「いつ使うか」の両方が書かれている |
| 参照先 | 本文で名前を挙げたファイルがすべて存在する |
| 長さ | 本文がおおむね 500 行以内(超えるなら references/ への分割を勧める) |
不合格の項目があれば、採点の前にまとめて示す。
3. 4 項目を A/B/C で採点する
| 項目 | A | B | C |
|---|
| clarity(指示の明確さ) | 使う場面と動作が明確 | おおむね分かるが曖昧な所がある | 何をするのか読み取りにくい |
| specificity(手順の具体性) | 手順と出力の形が具体的 | 一部だけ具体的 | 方針の羅列で手順がない |
| safety(安全面) | 注意が要る操作がない、または範囲と確認手順が明示されている | 注意が要る操作があり、説明が足りない所がある | 削除・外部送信・認証情報の読み取りを確認なしで行う、または説明と実際の処理が食い違う |
| setup(導入のしやすさ) | 前提がほぼない、または導入手順まで書かれている | 前提はあるが一部しか書かれていない | 前提が多いのに書かれていない |
safety を判定するときは、本文とスクリプトの中から次を探し、見つかった箇所をすべて挙げる。
- 外部への送信(
curl・fetch・requests・WebFetch・API 呼び出し・メール送信)
- ファイルの削除・上書き(
rm・git reset --hard・git push --force・> での上書き)
- 認証情報の読み取り(
.env・~/.ssh・~/.aws・トークンや API キーの環境変数)
- パッケージの導入やシステム設定の変更(
npm install -g・pip install・sudo)
見つかった操作それぞれについて、SKILL.md に「何を・どこへ・ユーザーの確認を取るか」が書かれているかを確かめる。書かれていなければ B、確認なしで影響の大きい操作をするなら C にする。
setup では、必要なツール(CLI・言語ランタイム)、API キーの名前、有料サービス、OS の前提を洗い出し、SKILL.md に書かれているかを確かめる。
4. 結果を返す
次の形で返す。根拠は SKILL.md の具体的な箇所(見出し・行・コマンド名)に触れる。褒め言葉・推測は書かない。
## skill-md-review: <name>
### 形式
- [x] frontmatter / [x] name / [ ] description(「いつ使うか」がない) / [x] 参照先 / [x] 長さ
### 採点
| 項目 | 判定 | 根拠 |
| --- | --- | --- |
| clarity | A | description と「使う場面」で対象が明確 |
| specificity | B | 手順 3 の出力形式が書かれていない |
| safety | B | scripts/sync.sh が curl で外部 API に POST するが、送る内容が書かれていない |
| setup | C | GITHUB_TOKEN と jq が必要だが記載がない |
### 直し方(効果の大きい順)
1. **setup C→A**: 「## 前提」節を足す(下に差分)
2. ...
「直し方」には、B・C の項目ごとに SKILL.md へそのまま貼れる差分か文案を付ける。A の項目には何も書かない。
5. 直すかどうかを聞く
- 直し方を示したあと、SKILL.md に反映するかを聞く。ユーザーが了承するまでファイルを書き換えない。
- 反映したら、手順 2〜3 をやり直して採点の変化を示す。
採点の注意
- 書かれていないことは推測で補わない。「書かれていない」こと自体を判定の材料にする。
- description と本文・スクリプトの動作が食い違うときは、safety を C にして食い違いを具体的に示す。
- この採点は SKILL.md の書き方の点検で、安全を保証するものではない。結果の末尾でそう伝える。
もう一歩:実行して確かめる
cccskills では、書き方の採点とは別に「スキルあり・なしで同じ依頼を Claude Code に実行させて比べる」実行検証をしている。自分で試すなら、スキルが効くはずの依頼を 2〜3 個作り、スキルを入れた状態と外した状態で結果を比べるよう勧める。依頼文の案もあわせて出す。
このスキルについて