Claude Code の並列エージェント(agent teams・teammate)の後始末と無応答時の打ち切りルール。`name` を付けて Agent を起動するとき、TeamCreate でチームを組むとき、teammate から `idle_notification` が届いたとき、評価ループ等で次のイテレーションのエージェントを起動する前、エージェントの返信が届かないときに参照する。`name` を付けない通常のサブエージェント起動だけなら対象外。
diff-review
「レビューして」「diff をレビュー」「〇〇観点で見て」「PR に出す前にセルフレビュー」などユーザーがコードレビューを依頼したら、観点・レンズ名を挙げていなくても必ず使用する。
作業ブランチの diff を複数観点(design / test / yagni、条件付きで spec 等)で並列レビューし統合報告するオーケストレーションスキル。既定は diff 内で完結する fix 指摘のみで、既存コードへの改善提案(リファクタ候補の洗い出し)は起動引数 --improvement の明示時のみ報告する。
コードの修正は行わない。
含まれるファイル(23)
- SKILL.md22.4 KB
- .gitignore4.5 KB
- agents/diff-reviewer.md18.1 KB
- pyproject.toml907 B
- references/compat.md2.6 KB
- references/concurrency.md2.5 KB
- references/design.md5.1 KB
- references/docs.md2.4 KB
- references/ops.md2.4 KB
- references/performance.md2.8 KB
- references/security.md3.8 KB
- references/spec.md6.8 KB
- references/test.md6.8 KB
- references/yagni.md7.6 KB
- scripts/collect_conventions.py17.2 KB
- scripts/collect-diff.sh14.1 KB
- scripts/run-python.sh1.3 KB
- scripts/test_collect_conventions.py6.0 KB
- scripts/tests/collect-conventions.test.sh15.1 KB
- scripts/tests/collect-diff.test.sh14.0 KB
- scripts/tests/validate-readonly-bash.test.sh4.7 KB
- scripts/validate-readonly-bash.sh3.0 KB
- uv.lock19.3 KB
SKILL.md(原文)
インストールする前に、エージェントに与えられる指示の中身を確認できます。
diff-review: 並列多観点 diff レビュー
フローは 3 段階: 1. 差分収集(決定論)→ 2. レンズごとに diff-reviewer agent を並列起動 → 3. 統合報告。 レビューは読み取り専用。修正・コミットはこのスキルの範囲外で、ユーザーの指示があってから別途行う。
1. 差分収集
以下、<SKILL_DIR> はこのスキルの base directory(スキル起動時に表示される絶対パス)を指す。
agent への prompt に埋め込むときは必ず実際の絶対パスに展開する(<SKILL_DIR> のまま渡さない)。
<SKILL_DIR>/scripts/collect-diff.sh manifest [<base-ref>] を実行する。
- 出力: レビュー範囲(base / head の sha)・変更ファイルに適用される規約(CONVENTIONS 節)・コミット一覧と統計・未コミット変更・未追跡ファイル・除外ファイル(lockfile 等は統計のみ)。総変更が小さければ全文 diff も同梱される
NO_CHANGESが返ったら「レビュー対象の変更がない」と報告して終了する- ユーザーがコミット範囲・ファイル等を指定した場合は base-ref 引数で範囲を合わせる
GROUND_TRUTH 節(あるときだけ現れる)
リポジトリに仕様・基本設計・テストケース(docs/dev/<対象>/spec.md 等)、規定パス外の仕様らしきファイル、
またはタスク境界ファイル(.claude/task-boundary.json)があると、manifest に == GROUND_TRUTH == 節が追記される。
無いリポジトリでは節ごと出ず、以降の分岐もすべて発火しない(従来動作)。
節は 3 系統を区別して出す:
| 節の内容 | 扱い |
|---|---|
対象: <名前> + 規定パス / 明示指定(DIFF_REVIEW_GROUND_TRUTH) | 確定。そのまま判断基準に使う |
候補(規定パス外...) | 未確定。採否をユーザーに確認するまで判断基準に使わない(次項) |
タスク境界ファイル: ... | 各指摘にスコープ分類(境界内 / 境界外)を付けさせる |
確定分が 1 つ以上あるとき、全レンズの prompt に共通ガードを追加し、spec レンズを既定に昇格する。
確定分が無ければ従来どおり(共通ガードなし・既定レンズは design / test / yagni・全指摘を境界内として扱う)。
CONVENTIONS 節(常に現れる)
manifest には == CONVENTIONS == 節が常に付く。変更ファイル(追加・変更 + 未追跡。削除は除く)に
適用されるリポジトリ内のコーディング規約を scripts/collect_conventions.py が決定論で列挙したもので(実行は
scripts/run-python.sh 経由。uv があれば pyproject.toml の依存を解決した venv、無ければ PATH の python3)、
全レンズにレビューの第 1 基準として渡す。
探索対象は .claude/rules/**/*.md(frontmatter paths: を変更ファイルに照合。paths 無しは常時適用。
変更ファイルの祖先ディレクトリ配下の .claude/rules/ も拾い、その paths はディレクトリ起点と root 起点の
両方で照合する)、変更ファイルの祖先ディレクトリの CLAUDE.md / AGENTS.md(CLAUDE.local.md は除外。
symlink は 1 件にまとめる)、CONTRIBUTING.md(ルート・.github/・docs/)、環境変数 DIFF_REVIEW_CONVENTIONS
の明示指定。
サブエージェントに自動注入されるのはルート CLAUDE.md だけで、.claude/rules/ の paths 発火やサブディレクトリ
CLAUDE.md の継承は文書化されていない(推測)。節に載った規約は Read しない限り reviewer の文脈に無い。
| 行 | 意味 |
|---|---|
status: found | 一致した規約がある。[root, injected] 以外は reviewer が全件 Read する(上限 20 件) |
status: none | 決定論探索で規約が見つからなかった。「無い」ことも reviewer に伝える(節は省略しない) |
status: explicit-only | DIFF_REVIEW_CONVENTIONS に none が含まれ自動探索を停止した。明示分だけ載る |
status: unavailable | uv も python3 も無い・スクリプト失敗・30 秒の打ち切り(DIFF_REVIEW_CONVENTIONS_TIMEOUT で変更可)で生成できなかった。規約照合が行われていない旨を統合報告に 1 行残す |
lint: ... | 機械 lint / formatter 設定の存在。書式系(空白・改行・import 順・lint が検出する命名規則)は指摘しない |
[paths: ...] [paths: ... @ <dir>/] [ancestor of ...] [root, injected] [contributing] [explicit: ...] | 各規約が載った根拠(@ <dir>/ はサブディレクトリ配下の .claude/rules/)。末尾の括弧は h1 / h2 見出し(200 文字まで) |
DIFF_REVIEW_CONVENTIONS の意味論(: 区切り。相対パスはリポジトリルート起点。存在しないパスは WARN して落とす):
- パスを列挙すると決定論探索の結果に追加される(
[explicit: DIFF_REVIEW_CONVENTIONS])。Explore が見つけた 規約文書の採用分を渡す用途(「候補の確定手順」) - トークン
noneを含めると自動探索(決定論 + Explore)を止め、明示列挙分だけを使う(none単独なら空の一覧)。 個別除外の構文は無い - 21 件以上は件数だけ示して省略される。絞りたいときは
noneと必要なパスの明示列挙で対象を固定する
manifest はメインセッションで 1 回だけ実行し、出力を次段で各 agent の prompt にそのまま注入する(agent 側に再収集させない)。メインセッションで精読・分析はしない。
候補の確定手順(agent 起動前に必ず行う)
判断基準に載るべき文書が機械検出に載らないと、仕様に根拠のある実装を「過剰・不要」と誤指摘し(オーバーレビュー)、 規約に反する実装を見逃す。候補は 2 系統あり、どちらも未確定のまま agent に渡してはいけない:
- GROUND_TRUTH の
候補(規定パス外...)(manifest が機械検出) - 規約文書の候補(Explore エージェントが探索。手順 2)
-
manifest を実行する(上記)
-
Explore エージェントを常に 1 体起動する(
Agentツール、subagent_type: Explore、read-only)。 例外として、呼び出し元(review-converge の本体・集約エージェント)が「規約の状態(固定した明示注入パス / なし)」を prompt で渡してきたときは起動せず、渡された状態をそのまま使う(GROUND_TRUTH の「確定内容をそのまま渡し、 候補が出ても自分で判断しない」と同じ規則。確定済みの場面で再探索すると、確認できない候補を抱えたまま周回する)。DIFF_REVIEW_CONVENTIONSにnoneが含まれるときも起動しない。指示文は一般名で書く:探索範囲: docs/** / README* / ADR ディレクトリ(adr / adrs / decisions 等)/ .github/*.md 除外: 仕様書・設計書・テストケース(GROUND_TRUTH の領分)、議事録、戦略・ロードマップ文書、 tmp-agents/、node_modules/、生成物、および決定論で既に拾った次のファイル: <CONVENTIONS 節のパス一覧> 探すもの: コーディング規約・命名規則・レイヤー責務・テスト方針・エラー表現方針を「規範として」述べた文書 絞り込み: 変更ファイル <一覧、または言語・ディレクトリ> に関係するものだけ。上限 10 件 返却: 「パス + 規範文書と判断した理由 1 行」の一覧。無ければ「候補なし」 -
候補(GROUND_TRUTH・規約のどちらか、または両方)があれば、1 回の AskUserQuestion で採否を確認する (片方しか無ければその分だけ)。系統ごとの選択肢は「列挙された候補を使う(推奨)」「一部だけ使う(パスを指定)」 「使わない」。質問の要点と候補パスはメッセージ本文にも列挙する。 ユーザーが依頼文でパスを既に示している場合(
@path/to/spec.md等)は、その系統の確認を省略して確定として扱う -
採用分を環境変数に載せて manifest を再実行する(
:区切りで複数指定可。相対パスはリポジトリルート起点):DIFF_REVIEW_GROUND_TRUTH="<採用した仕様書>" DIFF_REVIEW_CONVENTIONS="<採用した規約文書>" \ <SKILL_DIR>/scripts/collect-diff.sh manifest [<base-ref>]再実行後、仕様書は「明示指定」として確定側に並び共通ガードと
specレンズ昇格が発火する。規約文書は[explicit: DIFF_REVIEW_CONVENTIONS]として CONVENTIONS 節に並び、全レンズの Read 対象になる -
「使わない」が選ばれた系統は候補を無視する(GROUND_TRUTH は確定分が無いものとして従来動作、規約は決定論分のみ)
-
AskUserQuestion が使えない文脈(親エージェント配下のワーカー等)では候補を採用せず、統合報告の末尾に 「未確定の候補」として両系統のパスを列挙する(採否は親・ユーザーが決める)
2. レンズ決定と並列起動
モード決定(fix のみ / improvement)
レンズ決定の前にモードを決める。指摘には fix(diff 内で完結する修正)と improvement(既存コードへの改修提案)の 2 種があり(定義は diff-reviewer.md の kind 体系)、既定モードでは improvement を検出も報告もしない。依頼されていないリファクタ提案が後段の修正工程(review-converge 等)で PR に混入するのを構造的に防ぐためで、レビューの手抜きではない。
- improvement モードの発火条件は起動引数のみ:
/diff-review --improvementのように引数--improvementが明示されたときだけ有効化する。improvement は修正範囲を diff の外へ拡大させる種類のレビューなので、切替は曖昧さの余地が無い引数に限定する - 自然文の依頼(「改善提案も出して」「リファクタ観点で」等)では勝手に有効化しない。改善提案を求められていると解釈できる場合は、AskUserQuestion で「
--improvement付き実行に切り替えるか」を確認し(質問の要点と選択肢は本文にも書く)、承認されたときのみ有効化する。曖昧なら既定のまま実行し、統合報告の末尾に「改善提案は/diff-review --improvementで別途実行できる」と 1 行添える - 有効化したら全 agent の prompt の「モード」行を
improvementにする(モードはレンズと独立で、全レンズ共通)。それ以外は常に既定(fix のみ)
レンズ registry
- 既定(無指定時に適用):
design(設計・可読性)/test(テスト設計・網羅性)/yagni(アンチ・オーバーエンジニアリング。過剰実装・混入の検出) - 条件付き既定:
spec(仕様適合・あるべき変更の欠落)— manifest に GROUND_TRUTH 節があるときのみ既定に昇格する。節が無ければオプション扱い(明示指定時のみ) - オプション(指定時のみ適用):
security(セキュリティ / OWASP Top 10)/docs(ドキュメント整合)/performance(計算量・N+1・データサイズ)/compat(互換性・移行安全)/ops(可観測性・運用)/concurrency(並行性) - キーワード対応: 「設計」「可読性」→
design、「テスト」→test、「YAGNI」「過剰」「オーバーエンジニアリング」「最小差分」→yagni、「仕様」「要求」「REQ」→spec、「セキュリティ」「security」→security、「ドキュメント」「docs」→docs、「パフォーマンス」「性能」→performance、「互換」「マイグレーション」「移行」→compat、「運用」「ログ」「可観測性」→ops、「並行」「排他」「race」→concurrency
適用ルール:
- 追加指定(例: 「〇〇観点も見て」): 既定レンズに加えて指定レンズを適用する
- 絞り込み指定(例: 「〇〇だけ」「〇〇のみで」): 指定レンズだけを適用する。この場合
specの昇格も行わない(ユーザーの明示指定が優先) - registry に無い観点を指定されたら、その観点名で agent を 1 体起動し一般知識でレビューさせる
並列起動
適用レンズ 1 つにつき diff-reviewer agent を 1 体、1 メッセージ内で同時に起動する(直列にしない)。
起動方式(厳守): Agent ツールを 1 メッセージ内に複数並べて直接起動し、各 agent の報告を完了通知で受け取る。
- サブエージェントはバックグラウンドで走り、結果は完了通知として後のターンに届く。起動した メッセージの中では結果は揃わない。全レンズの完了通知が届いてから統合に入る
- 待機は通知による起床で行う。
sleepのポーリングで待たない(完了通知が届けばハーネスが再開させる) - エージェントチームを構成しない。team として起動する引数(
team_name/nameなど、agent に識別名を 与えるもの)は使わない。nameを付けた agent は teammate になり、最終回答が完了通知ではなく idle 通知に なってターン境界まで届かない。通知の取りこぼしでレビューを完走しても結果が親に届かず空転する事故が 実際に起きている - 「並列で走らせる」と「チームを組む」は別物。並列は必須、チーム化は禁止。この 2 つは両立する
- 完了通知が届いたのに報告本文が無い agent の扱いは、「3. 統合報告」の受領突合に従う
各 agent の prompt には必ず以下を含める:
レンズ: <lens>
モード: <既定(fix のみ) または improvement(改善提案も検出する)>
基準ファイル: <SKILL_DIR>/references/<lens>.md(レビュー開始前に Read すること)
ユーザーの依頼: <元の依頼の要約(範囲・重点の指定があれば含める)>
以下は収集済みの差分 manifest。manifest の再実行はしない。全文 diff が必要な単位のみ
<SKILL_DIR>/scripts/collect-diff.sh の commit / worktree / cumulative で取得する:
<manifest の出力をそのまま貼る>
manifest を全 agent に同一内容で渡すことで、レビュー範囲のスナップショットを固定する。
GROUND_TRUTH 節があるときの追記(全レンズ共通)
manifest に == GROUND_TRUTH == 節があるときに限り、全レンズの prompt に次のブロックを追記する
(節が無いときは一切追記しない):
共通ガード(グラウンドトゥルース検出時):
- 仕様・テストケースに根拠のある実装を「過剰・不要」と指摘しない
- 削除・簡略化を提案する場合は、manifest の GROUND_TRUTH 節に挙がった spec.md / basic-design.md /
test-case.md を確認し、REQ-# / CASE-# に抵触しないことを確かめてから指摘する
- 確認できない場合は指摘を出さないか [PLAUSIBLE] を付けて残す
- 仕様・計画に無い構造変更・追加実装を修正方針として提案しない(該当する提案は improvement 分類。
既定モードでは報告しない)
- 仕様の解釈変更・検査の緩和を要する指摘は、修正案ではなく [要仕様裁定] を付けた質問として報告する
節にタスク境界ファイル(.claude/task-boundary.json)の内容が含まれているときは、さらに次を追記する:
スコープ分類(タスク境界ファイル検出時):
各指摘に「タスク境界内」「境界外」の分類を付ける。判定は境界ファイルの allow glob と
指摘対象のファイルパスの照合による。allow に一致すれば境界内、一致しなければ境界外
(別タスク・別 PR で対応すべき指摘)。境界外の指摘は消さずに分類だけ付けて報告する。
境界ファイルが無ければこの追記はせず、全指摘を境界内として扱う(従来動作)。
CONVENTIONS が found のときの追記(全レンズ共通)
manifest の CONVENTIONS 節が status: found のとき、全レンズの prompt に次のブロックを追記する
(none・一覧が空の explicit-only・unavailable のときは追記しない):
規約(CONVENTIONS 節が found):
- 節に載った規約のうち [root, injected] 以外を全件 Read し、規約との照合を第 1 パスにする
(候補の洗い出しの前に規約を読み、違反を先に列挙する)
- 規約違反の指摘は文頭に「規約: <path>#<見出し>」の引用を必須にする。規約に明記されていない
好みは規約違反として出さない
- severity は明文規約への違反を want+ 基本、違反が現に誤読・障害・退行を生んでいれば must。
規約違反を理由に一段引き上げない
- diff 内で直せる違反は fix、既存コードの構造を変えさせる規約指摘は improvement
- lint 行に設定がある言語の書式系(空白・改行・import 順・lint が検出する命名規則)は指摘しない
- 規約の引用が「この変更に対して具体的に要求している」と読めるときだけ、その実装に対する
yagni の「過剰」・design の「乖離」・spec の「欠落」を出さない。一般原則(高凝集・低結合・
一貫性・保守性)の引用ではガードしない
3. 統合報告
受領突合(統合前に必ず行う)
統合に入る前に、起動したレンズ数と結果を受け取ったレンズ数を突合する。 突合は全レンズの完了通知が届いてから行う。完了通知に報告本文が載る前提なので、欠落は必ず検知できる:
- 起動したレンズを列挙する(例:
design/test/specの 3 体) - 各レンズについて、severity セクションを備えた報告本文を受け取れたかを確認する。 未受領とは「完了通知は届いたが、severity セクション付きの本文が無い」ものだけを指す (完了通知がまだ届いていないレンズは実行中であり、未受領ではない。通知を待つ)
- 未受領のレンズがあれば、待機せずそのレンズだけ再起動する(同じ manifest・同じ prompt を渡す)。 「待機せず」が当てはまるのはこの未受領の場合だけ
- 再起動しても受け取れなかったレンズは「結果なし」として確定し、統合報告の冒頭に どのレンズが欠落したかを明記する。欠落を黙って省略してはいけない (「3 レンズで見た」と読める報告を 2 レンズ分の内容で出すことが最も危険)
再起動は 1 レンズにつき 1 回まで。2 回目も駄目なら欠落として報告し、ユーザーの判断を仰ぐ。
統合
全レンズの受領を確認後、報告を 1 つに統合し、diff-reviewer の報告形式(must / want+ / want / nit の severity 順)で出力する:
- 冒頭に「対象: <範囲> / レンズ: <適用レンズ(受領/起動 の内訳)> / モード: <既定(fix のみ) または improvement> / 規約: <found(N 件)・none・explicit-only・unavailable>」を明記する。
unavailableなら「規約との照合は行われていない」と 1 行添える - 同一
ファイルパス:行番号に複数レンズの指摘が重なったら 1 件に統合する。severity は最も重いものを採用し、レンズタグを併記する(例:[design][security]) - 同一 severity 内では規約違反(
規約: <path>#<見出し>の引用付き)を先頭に並べる - 同一箇所で yagni の「削れ」指摘と規約の「足せ」指摘が衝突したら、yagni 側を先に置き、規約側には「yagni 指摘の解消後に再評価」と注記する(削られるコードの上に規約対応を積ませない)
[PLAUSIBLE]/[STRUCTURAL]マークは統合後も維持する(両方付くときは[PLAUSIBLE][STRUCTURAL]の順)。[STRUCTURAL]は構造追加(新規ファイル / 型・抽象 / 層・間接化 / 単一使用の一般化)を伴う fix 指摘のマークで(定義は diff-reviewer.md)、後段の収束ループが機械修正の例外として扱う。剥がすと例外が働かない- improvement モードのときのみ、fix の severity 節の後に「改善提案(別 PR 候補)」節を置き、improvement の指摘を severity 順で並べる(kind タグ・採用時の影響範囲 1 文・境界タグを各件に維持する)。既定モードではこの節を出さない
- 全レンズで指摘ゼロなら「指摘なし」と明言する。褒め言葉・社交辞令は書かない
タスク境界ファイルが manifest にあった場合、fix の指摘をスコープで二分する (improvement は improvement モード時のみ存在し、どのみち「別 PR 候補」なので二分しない。境界タグの併記だけ維持する):
- 「タスク境界内」節に境界内の指摘を severity 順で並べる(この節が主たる修正対象)
- 「境界外(別タスク・別 PR で対応)」節に境界外の指摘を並べ、各件に境界外と判定した理由 (どの allow glob にも一致しないパスであること)を 1 文で添える
- 分類が agent 間で割れた指摘は境界内側に寄せる(見落としを避ける)
境界ファイルが無ければ二分せず、従来どおり severity 順の 1 本の並びで報告する。
レビュー
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概要と使いどころ
spec.md の REQ-# を入力に、機能一覧・モジュール構成・インターフェース・データフローを持つ docs/dev/<対象>/basic-design.md を作成・改訂するスキル。/basic-design <対象名> で明示的に呼び出されたときのみ使用する。
技術的な内容を、技術用語を排したビジネス職向けの平易な説明文に翻訳する。`/biz-translate` と明示的に呼ばれたときのみ実行する。
`git commit` / `git commit --amend` を実行する前、または「commit」「amend」「コミット」「コミットして」の一語・短文だけを渡された時点で必ず発火する git コミット実施ルール。理由や差分の説明が一切無くても、ファイル全文を読んでメッセージを組み立てる前に先に参照する。主目的は論理的に独立した修正を都度・適切な粒度でコミットすること。メッセージは Conventional Commits 形式、素材は同梱の決定論スクリプト commit-context.sh が出す staged diff のみ。「コミット分けて」と依頼される、独立した複数修正をまとめるか分けるか判断する、レビューコメント対応をコミットする、rebase / squash / cherry-pick 後のメッセージを整える、`gh pr create` の PR タイトルをコミット流儀へ揃える場面でも参照する。plan モードでのコミット計画の立案は commit-plan スキルの領分。
実装計画・リファクタリング計画・レビュー対応計画・並列作業のタスク分解など、計画を成果物として書き出すときに必ず参照するコミット計画ルール。plan モードでは ExitPlanMode で plan を提示する前に必須、計画ドキュメントや job-graph のタスク分解・エージェントへの指示文でも同様に適用する。計画成果物にコミット計画セクション(論理的に独立した修正単位での分割と Conventional Commits 形式のメッセージ)が無ければ実装に入らない。「実装計画を立てて」「planを立てて」「実行計画を作って」「リファクタリング計画を立てて」「コミット計画を立てて」「タスクを分解して」と依頼される、複数の独立した修正をまとめるか分けるか計画段階で判断する等の場面では、ユーザーが「コミット」に一切言及していなくても必ず発火する。コミットの実施(素材収集・メッセージ確定・git commit 実行)は commit-flow スキルが担う。
プロジェクトに 1 つの「完成の定義」docs/dev/definition-of-done.md を対話で構築・改訂し、機械判定節と人判定節の二部構成で書き出すスキル。/def-done で明示的に呼び出されたときのみ使用する。