本文へ移動
cccskills
openhue暮らし・趣味

Philips Hueの照明をAIで操作する ― openhueスキルの使い方

cccskills 編集部読了 約 8 分

この記事の結論

こんな人に
Philips Hueの照明を使っていて、点灯や調光、シーン切り替えをAIエージェントに言葉で頼みたい人
入れると
  • 「寝室の照明を全部消して」と頼むだけで、部屋全体の照明が消える
  • 就寝前や仕事中など場面に合わせ、明るさと色温度をまとめて変えられる
  • 登録済みのシーンを名前で指定して、部屋ごとに切り替えられる
向かない人
Hue Bridgeがない環境や、他社製スマート機器、HomeKitのシーン、テレビ、空調を操作したい場面には向きません。

Philips Hueの照明を使っている人は、openhueを入れると照明の操作をAIエージェントに言葉で頼めるようになります。頼めるのは点灯・消灯や明るさ、色温度の調整、部屋単位の操作、シーン切り替えです。この記事では、依頼文の例とインストール手順、Hue BridgeやOpenHue CLIなどの準備、できないことまでを順に説明します。

目次

使うとこうなる

依頼を受けたエージェントがopenhueコマンドを実行し、その場で照明の状態が変わります。 たとえば就寝前なら、次のような頼み方です。

寝る前なので、寝室の照明を暗めの暖色にして

このスキルには、就寝前向けの設定例が用意されています。寝室全体を明るさ20、色温度450で点灯する設定で、実行されるのは次のようなコマンドです。

openhue set room "Bedroom" --on --brightness 20 --temperature 450

ライトを1つずつ指定する必要はありません。Bedroomの部分には部屋の名前が入り、その部屋の照明がまとめて変わります。

openhueでできること

openhueは、Hue Bridge経由で照明を操作するOpenHue CLIの使い方をエージェントに伝えるスキルです。GitHubのopenclaw/openclawに含まれ、中身はSKILL.mdの1ファイルだけ。操作の単位はライト、部屋、シーンの3つに分かれます。

操作の単位頼めること
一覧の確認ライト、部屋、シーンの一覧を表示する
ライト点灯・消灯、明るさ(0〜100)、色温度(153〜500 mirek)、色(色名または#FF5500のようなカラーコード)
部屋部屋全体の点灯・消灯、明るさ、色温度
シーン登録済みのシーンを、部屋を指定して有効にする

普段の作業に置き換えると、使い分けは単純です。「このランプだけ」ならライト単位、「部屋全部」なら部屋単位で頼みます。いつもの雰囲気に戻したいときは、RelaxやConcentrateのようなシーン名で呼び出す形です。

色温度は光の色味を表す数値で、mirekはその単位です。設定例では450が暖色、250が寒色にあたり、数字が大きいほど暖かい色味になります。

インストール方法

スキル本体の追加は、コマンドかエージェントへの依頼のどちらかで済みます。ターミナルを使える場合は、次のコマンドを実行してください。Claude CodeやCodexなど、入れる先のエージェントは実行時に選べます。

npx skills add https://github.com/openclaw/openclaw --skill openhue

ターミナルに慣れていない場合は、次の文面をエージェントに送ってください。中身の確認から配置までを任せられます。

次の Agent Skill をインストールしてください。
https://github.com/openclaw/openclaw/tree/main/skills/openhue

まず SKILL.md と付属ファイルの中身を確認し、不審な処理(外部への送信、認証情報の読み取りなど)がないことを確かめてから、Claude Code なら ~/.claude/skills/openhue/、Codex なら ~/.agents/skills/openhue/ に配置してください。

置き場所は、エージェントと使う範囲によって変わります。

エージェントすべてのプロジェクトで使う特定のプロジェクトで使う
Claude Code~/.claude/skills/.claude/skills/
Codex~/.agents/skills/.agents/skills/

照明を動かすための準備

スキルを入れただけでは照明は動かず、OpenHue CLIとHue Bridgeの準備が別に必要です。 次の順に進めてください。

  1. Homebrewでbrew install openhue/cli/openhue-cliを実行し、OpenHue CLIを入れます。
  2. Hue Bridgeがローカルネットワーク上にあることを確認します。
  3. openhue get roomを実行し、部屋の一覧を確認します。
  4. 初回はペアリングが必要なので、Hue Bridgeのボタンを押します。

OpenHue CLIの詳細は、OpenHue CLIのページにまとまっています。

使い方の例

依頼文には、対象の部屋とどんな状態にしたいかを書きます。よく使う場面を3つ紹介しましょう。

寝室の照明を全部消して

寝室全体が消灯し、寝る前にライトを1つずつ消す手間がなくなります。

仕事部屋の明るさを100にして、色温度を250にして

仕事部屋全体が、明るく白っぽい光に変わります。集中したい時間の前に頼めば、照明の調整で手を止める必要はありません。

リビングを映画モードにして

リビングの照明が点灯したまま、明るさ10まで暗くなります。登録済みのシーンを使いたいときは、「寝室でRelaxシーンを有効にして」のように名前で頼んでください。

場面ごとの設定例は次の表のとおりです。依頼文で数値を指定するときの目安になります。

場面部屋の例明るさ色温度光の印象
就寝前寝室20450暗めの暖色
仕事仕事部屋100250明るい寒色
映画リビング10指定なし暗め

部屋やシーンの名前が分からないときは、「部屋の一覧を見せて」「シーンの一覧を見せて」と頼んでください。登録されている名前は、OpenHue CLIの一覧表示で確認できます。

注意点

使う前に、電球の種類と対象外の機器を確認してください。色の指定が反映されるのはカラー対応の電球だけで、白色専用の電球では色を変えられません。次の機器や機能も、このスキルでは操作できません。

  • 他社製のスマート機器
  • HomeKitのシーンやショートカット(Appleのホームアプリかショートカットを使います)
  • テレビなどのエンターテインメント機器
  • サーモスタットや空調
  • Hue製以外のスマートプラグ

家族と共有する照明では、操作の範囲に気をつけてください。部屋単位で頼むと、その部屋の照明がすべて変わります。誰かが使っている部屋では、ライトの名前を指定して範囲を絞ると安心です。

ライセンスはMITです。入れる前にSKILL.mdの中身を読み、どんなコマンドが実行されるかを確かめてください。含まれるファイルは1つだけなので、確認の負担は小さく済みます。

関連スキル

照明以外の機器もエージェントに任せたい場合は、次の2つが同じ場面で使えます。

sonoscliは、ローカルネットワーク上のSonosスピーカーの再生・停止・音量を操作するスキルです。照明を落としてから音楽をかける流れで組み合わせられます。

eightctlは、Eight SleepのPodの状態確認や電源、温度の調整を頼めるスキルです。寝室の照明を暗くするのと同じタイミングで、寝具の設定も変えられます。

まとめ

openhueは、Philips Hueの点灯・消灯、明るさ、色、色温度、部屋単位の操作、シーン切り替えをエージェントに任せるスキルです。動かすにはOpenHue CLIとHue Bridgeが必要で、初回はBridgeのボタンを押してペアリングします。

準備が済んだら、まず部屋の一覧を確認し、寝室の消灯から試してみてください。インストールコマンドや紹介文はcccskillsのページで確認できます。

よくある質問

Hue Bridgeがなくても使えますか
使えません。openhueはHue Bridge経由で照明を操作するため、Bridgeがローカルネットワーク上にあることが条件です。
白色専用の電球でも使えますか
色の変更には使えません。色の指定が反映されるのはカラー対応の電球だけなので、先に手元の電球の種類を確認してください。
決まった時刻に自動で照明を変えられますか
スケジュールを設定するコマンドは、このスキルに含まれていません。扱うのは一覧の確認とライト、部屋、シーンの操作です。依頼を受けたときに照明を変える使い方になります。
HomeKitのシーンも呼び出せますか
呼び出せません。HomeKitのシーンやショートカットは対象外で、Appleのホームアプリかショートカットを使います。

このスキルを試す

openhue の入れ方とインストールコマンドは、cccskills のスキルページにまとめてあります。

この記事は、公開されている SKILL.md と cccskills の紹介文をもとに AI(Claude)が下書きし、cccskills 編集部の方針に沿って推敲・公開しています。正確な仕様はスキルのページで原文を確認してください。

他の記事