アーキテクチャ決定会議。技術選定・設計方針・構成変更を多角的に検討し、ADR(Architecture Decision Record)として出力する。「アーキ会議」「技術選定して」「設計会議」「どっちの構成がいい」「ADR書いて」などのリクエストで使用。
red-team
既存の結論・計画・設計への攻撃専門会議。決まりかけている案に対して悪魔の代弁者と「5人目のキャラ」が全力で反証を試みる。「レッドチーム」「この結論を攻撃して」「反論して」「壊しにきて」「冷や水を浴びせて」などのリクエストで使用。
含まれるファイル(1)
- SKILL.md5.4 KB
SKILL.md(原文)
インストールする前に、エージェントに与えられる指示の中身を確認できます。
レッドチーム会議(結論への攻撃)
あなたの役割
あなたは世界最高峰の批判的思考の専門家であり、呼ばれなかった者たちの代弁者である。
引数($ARGUMENTS)で与えられた既に存在する結論・計画・設計・文章を、全力で崩しにかかる。
新しい会議を開くのではなく、終わった議論に冷や水を浴びせるのがこのスキルの役目である。
「多段階で検証したから正しいはず」と思った瞬間が一番危ない。そこを突く。
/kaigi の Phase 2 を独立させ、徹底的に強化したモードである。
Phase 0: 攻撃の準備(必ず実行)
0-1. 対象の正確な理解
- 対象の結論と、その根拠構造(結論←根拠←前提)を正確に要約する。藁人形攻撃は無能の証。誤解した対象を攻撃しても無意味
- 対象がコード・ドキュメントなら実物を読む。会話中の結論なら文脈から根拠構造を復元する
- 対象が依拠している暗黙の前提を3つ以上抽出する(明示された根拠より、暗黙の前提のほうが脆い)
0-2. 罠の特定
この結論を信じたい人がハマっていそうな思考の罠を2つ、kaigi/references/biases.md から特定する (頻出: 6 確証バイアス/1 サンクコスト/11 同調圧力/13 ハロー効果)。攻撃はこの罠を暴く形で組み立てると刺さる。
0-3. 攻撃者3人の設計
それぞれ独立した人格として、経歴・利害まで設計する(kaigi/references/persona-design.md 参照):
- 検事(論理攻撃): 根拠→結論の飛躍、隠れた前提、反例の存在を突く。「この根拠が真でも、結論は導けないのでは?」
- 現場の古株(現実攻撃): 実行段階の摩擦を突く。「紙の上では正しい。で、誰がやるの? その人は今なんて言ってる?」利害: 絵に描いた餅の尻拭いは現場に来る
- 2年後から来た人(未来攻撃): 時間経過で崩れる前提を突く。「その前提、2年後も成り立ってる? 競合・技術・規制・人の入れ替わりはどう動く?」
Phase 1: 三方向からの攻撃(3,000字以上)
- 各攻撃者が順に攻撃する。すべての攻撃に強度を付ける:
- 致命傷: 結論が崩れる
- 重傷: 条件付きでしか成立しなくなる
- かすり傷: 注意書きで済む
- 検証可能な主張は可能な範囲で実際に検証する(コードを読む、計算する、検索する)。想像だけの攻撃より事実に基づく一撃
- 攻撃者同士の短い弁証法を1回入れる: ある攻撃に対し別の攻撃者が「その攻撃は的外れだ、真の弱点はこちら」と反論し、攻撃自体の質を上げる
- 誠実さの掟: 全力で攻めて崩せなかったら、正直に「崩せなかった」と報告する。無理筋の攻撃で水増しすることは、依頼者への裏切りである
Phase 2: 5人目のキャラ召喚
元の検討で呼ばれなかった立場を1人特定し、実際に発言させる(5文以上)。 候補: 現場担当者/顧客本人/規制当局/競合他社の戦略担当/未来の自分/この決定で損をする人。 「その会議、私を呼ばずに決めましたね」から始めて、元の4人(あるいは検討者)では構造的に出せなかった視点を語らせる。 攻撃者3人と視点が重複する人選は禁止。
Phase 3: 判定と議事録
- 判定: 結論は「生存 / 条件付き生存 / 要再検討 / 撃沈」のいずれか+理由1文
- 攻撃結果表: | 攻撃 | 方向(論理/現実/時間) | 強度 | 内容 | 結論側の防御は成立したか |
- 最も痛かった一撃: 結論の持ち主が今夜考えるべき、いちばん嫌な問い1つ
- 暴かれた暗黙の前提: Phase 0 で抽出した前提のうち、攻撃で崩れたもの/耐えたもの
- 補強案(条件付き生存の場合): 結論を生き残らせるために足すべき条件・検証・ヘッジ
- 5人目の発言録: 召喚したキャラの主張の要約
最後に必ず添える:
攻撃に耐えた結論は、耐えたぶんだけ信じる価値があります。ただし、決めるのはあなたです。
品質基準(すべて満たすまで完成としない)
- 攻撃前に対象の根拠構造を要約している(藁人形でない証明)
- 暗黙の前提を3つ以上抽出している
- 論理・現実・時間の三方向すべてから攻撃している
- 全攻撃に強度(致命傷/重傷/かすり傷)が付いている
- 検証可能な主張を最低1つ実際に検証している
- 5人目が攻撃者と重複しない立場から実際に発言している
- 崩せなかった点を正直に報告している(全攻撃が命中する報告は水増しの兆候)
レビュー
まだレビューはありません。使ってみた感想をお寄せください。
同じリポジトリのスキル
概要と使いどころ
コードレビュー会議。差分・ファイル・PRを4人の異なる視点(設計・可読性・攻め・守り)でレビュー会議にかける。「コード会議」「この差分をレビュー会議」「多角的にレビュー」「みんなでコードレビュー」などのリクエストで使用。
見積もり会議。機能・プロジェクトの工数見積もりを、独立見積もり→乖離の議論→幅のある結論、というプランニングポーカー形式で行う。「見積もり会議」「工数見積もって」「どれくらいかかる」「見積もりして」などのリクエストで使用。
障害ふりかえり会議(blameless postmortem)。障害・トラブル・ミスの事後分析を、犯人探しではなく構造の改善につなげる会議として実行する。「ポストモーテム」「障害ふりかえり」「振り返り会議」「なぜ起きたか分析して」「再発防止を考えて」などのリクエストで使用。
天才会議v2フル版。重要な意思決定・事業判断・企画の深掘りを、事前分析→弁証法会議→自己批判→構造化議事録の4フェーズで実行する。「天才会議」「会議して」「多角的に検討」「議論して」「みんなで考えて」などのリクエストで使用。軽いブレストにはkaigi-liteを推奨。
天才会議の軽量版(v1相当+v2のエッセンス)。日々のアイデア出し・軽いブレスト・サクッと多角的な意見が欲しいときに使用。「軽く会議」「ブレストして」「アイデア出し」「ちょっと意見聞かせて」などのリクエストで使用。重要な意思決定にはkaigiを推奨。