レッドストーン回路の自動テストが失敗した際の切り分け・局所修正手順。CLI版の mc-cli get-blocks, interact-block, place-blocks を使ったデバッグ方法を定義する。
redstone_concept_redstone_wire
レッドストーンダストの敷設、信号伝達論理、およびブロックの動力化に関する詳細ガイドラインです。
含まれるファイル(1)
- SKILL.md6.6 KB
SKILL.md(原文)
インストールする前に、エージェントに与えられる指示の中身を確認できます。
レッドストーンダスト (Redstone Wire)
概要
レッドストーンダスト(minecraft:redstone_wire)は、Minecraftにおける最も基本的な信号伝達手段です。ブロックの表面に配置され、隣接するダストやコンポーネントと自動的に接続してネットワーク(ワイヤー)を構成します。
仕様・論理
1. 信号強度と減衰 (Signal Strength & Decay)
- 最大強度:
15(動力源に直接隣接する場合など) - 減衰: 1ブロック進むごとに信号強度が
1減少します。 - 伝達距離:
15ブロック(強度15の地点から数えて)。16ブロック目にはリピーターで再増幅(リセット)が必要です。 - ブロック状態:
power: 信号強度 (0-15)north,south,east,west: 各方向への接続状態。none: 接続なしside: 水平方向に接続up: 1段上のブロックに接続
2. 接続仕様 (Connectivity)
水平接続
- 隣接する4マスの同じ高さにあるダスト、動力源、コンポーネントと自動的に接続します。
- ターゲットブロックによるリダイレクト: 通常は通り過ぎるだけのワイヤーでも、隣に
minecraft:targetがあると、ワイヤーが自動的にその方向へ曲がって接続されます。これを利用して配線を整理できます。
垂直接続(段差)
- 1ブロックの段差: ダストは、隣接する1ブロック高い、または低いブロックの上面にあるダストと接続できます(階段状の配置)。
- 接続の遮断 (Pinching): 段差の「角」にあたる位置に不透明なフルブロックがある場合、ダストの通路を塞ぐように配置されると接続が物理的に遮断されます。
- 透過ブロックの活用: ガラス、ハーフブロック(上付き)、グロウストーンなどの透過系ブロックはこの「角」にあっても接続を遮断しません。これらを利用することで、最小限のスペースで垂直に信号を送る「ジグザグ配線」が可能になります。
- ダイオード効果 (Java Edition): ガラスやハーフブロックの上に置かれたダストは、下から上へは信号を伝えますが、上から下へは信号を伝えません。 これは回路の逆流を防ぐ天然のダイオードとして機能します。
形状の変更 (Dot vs. Cross)
- Java Edition 特有: 単体で置かれたダストは、右クリックで「ドット(丸型)」と「クロス(十字型)」を切り替え可能です。
- ドット挙動: 真下のブロックのみを弱動力化します。隣接する側面のブロックやコンポーネントには動力を伝えません。
- クロス挙動: 真下のブロックに加え、隣接する 4マスの側面ブロックを弱動力化します。
- 使い分け: 隣接する装置を意図せず動かしたくない場合は「ドット」に、隣接する装置を動かしたい(またはワイヤーを接続させたい)場合は「クロス」またはライン状に配置します。
3. 動力化の論理 (Powering Logic)
回路設計において最も重要な概念です。
| 動力化の種類 | 原因 | 効果 |
|---|---|---|
| 強動力化 (Strongly Powered) | リピーター、コンパレーター、RSトーチ、レバー等が「直接」そのブロックに入力 | 隣接する全てのコンポーネント(ダストを含む)を起動・通電させる。 |
| 弱動力化 (Weakly Powered) | レッドストーンダストがそのブロックの「上面」にある、または「側面から向いている」 | 隣接するコンポーネント(ピストン等)は起動するが、隣接するダストは通電させない。 |
[!TIP] 「ダスト → 不透明ブロック → ダスト」という順で信号を伝えるには、間のブロックを「強動力化」させるためにリピーターが必要です。
推奨レイアウト
階段状配線 (Staircase)
垂直に信号を上げるための最も基本的な方法です。コンパクトなジグザグ配線には、接続を遮断しない透過ブロック(ガラスや上付きハーフブロック)の使用が推奨されます。
(側面図: 透過ブロックによるコンパクト配線)
[D] <--- 上層へ (接続維持)
[G][D]
[D][G]
[G][D] <--- 下層から
(G=ガラスまたは上付きハーフブロック, D=レッドストーンダスト)
[!WARNING] 上記の
[G]が不透明ブロック(石など)の場合、上段の[D]と中段の[D]の間の接続が[G]によって遮断されます。不透明ブロックで階段を作る場合は、段差を1マスずつずらした「ランプ(スロープ)」状の配置が必要です。
信号の分岐 (Splitting)
ダストを敷き分けることで、一つの信号源から複数の装置へ同時に信号を送れます。
26.1 における特記事項
- 仕様の安定性: 26.1 においても、ダストの基本性能(最大強度 15、減衰 1 など)は不変です。
- レッドストーンの実験 (Redstone Experiments): 開発中の新しいレッドストーン更新ロジックが実験的機能として存在しますが、26.1 の標準設定では無効であり、従来の挙動が維持されています。
- 銅の電球 (Copper Bulb): 信号を受けると状態を反転させるコンポーネントとして、ダストで直接制御可能です。
使用ガイドライン
- 干渉の回避: ダスト同士が意図せず隣接すると接続されてしまいます。不透過ブロックを間に置くか、ハーフスラブ等で絶縁してください。
- 遅延ゼロ: ダスト自体の伝達には時間がかかりません(0チック)。リピーターを挟むと1チック以上の遅延が発生します。
- ターゲットブロック:
minecraft:targetブロックは、側を通るだけのダストを強制的に自分の方へ向けさせる特性があります。
ソース (References)
レビュー
まだレビューはありません。使ってみた感想をお寄せください。
同じリポジトリのスキル
概要と使いどころ
レッドストーン回路の自動テストが失敗した際の切り分け・局所修正手順。get_blocks, interact_block, place_blocks を使ったデバッグ方法を定義する。
agent 向けテキスト指示(skill / slash command / task プロンプト / CLAUDE.md 節 / コード生成プロンプト)を、バイアスを排した実行者に動かしてもらい、両面(実行者の自己申告 + 指示側メトリクス)で評価して反復改善する手法。改善が頭打ちになるまで回す。プロンプトや skill を新規作成・大幅改訂した直後、またはエージェントの挙動が期待通りにならない原因を指示側の曖昧さに求めたいときに使う。
Minecraft のレッドストーン回路や構造物を設計するための、JSON データモデルの仕様と設計ガイドラインです。
CLI版 mc-cli drop-items コマンドの使い方。ホッパーやコンテナに投入するアイテムを世界にドロップする時に読む。
CLI版 mc-cli fill コマンドの使い方。土台作成や範囲消去(air)を行う前に読む。